山梨県クチコミブログ ももいろぱんぷきん♪

映画/Movie

 

野蛮なやつら/SAVAGES

野蛮の限りを尽くしても、最愛の女は取り戻す。 野蛮の限りを尽くしても、
最愛の女は取り戻す。


『俺たちに明日はない』、『明日に向って撃て!』、『トゥルー・ロマンス』など、アメリカ映画史を彩るクライム・ラブストーリーに、新たな傑作が誕生!原作は、ドン・ウィンズロウのベストセラー小説『野蛮なやつら』。

2010年に発表されるや、詩的な描写と映画脚本の手法を取り入れた斬新な構成が、読者と批評家に高く評価され、スティーブン・キングからは「セミオート版『明日に向かって撃て』だ!」と激賞された作品だ。

この原作とウィンズロウ本人に惚れ込み、映画化を熱望したのは、『7月4日に生まれて』などで3度のアカデミー賞に輝くオリバー・ストーン。
近年は、政治的なメッセージ性の高い作品や娯楽性に富む大作を多く作っている彼だが、80年代に「スカーフェイス」を発表、90年代には『ナチュラル・ボーン・キラーズ』を放ち、ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞を受賞している。本作では、その強烈な個性が復活。疾走感あふれる語り口、大胆なバイオレンス描写、オフビートなユーモア、そして驚きに満ちたエンディングと、ストーン本来のパワフルでダイナミックな作風を堪能させてくれる。


ストーリー ストーリー

私はオフィーリア(ブレイク・ライブリー)。通称O(オー)。この物語の語り手だけど、最後まで生きているかどうか、わからない。これはそんな話。すべてが暴走しまくってんだから―――。

住んでるのは、カリフォルニア州オレンジ郡ラグーナ・ビーチ。セレブとサーファーが集うこのリゾートで、ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)とチョン(テイラー・キッチュ)と3人で暮らしている。ベンは心優しい平和主義の植物学者。チョンは世界の戦場を渡り歩いてきた元傭兵。性格も経歴も正反対だけど10代から親友同士の2人は、共同で営むベンチャー事業(世界一の大麻栽培!)で大成功。事業はチョンが戦地アフガニスタンから持ち帰った最高級の大麻の種をベンが育て、1500万人の顧客を持つビッグ・ビジネスに(そして大富豪に)。その収益でベンはアフリカとアジアに慈善団体を設立、世界救済!の目標に向かって突き進んでいる。彼は温かな木、チョンは冷たい金属-。そして、2人の共通の「恋人」である私は、2人が「帰る場所」だ。

そんな私たちの自由で満ち足りた生活を、脅かす者が現れた。メキシコの巨大麻薬組織バハ・カルテルが強引に「提携」を迫ってきたのだ。身の危険を感じたベンとチョンは、事業を丸ごとカルテルに渡すと決め、国外逃亡の計画を立てる。あでもカルテルを仕切る冷酷な女ボスのエレナ(サルマ・ハエック)は、簡単にあきらめなかった。彼らを服従させる手段として、私を誘拐した。

私を人質に取られたベンとチョンは、女帝エレナの言いなりになるしかなった。最初の仕事を命令され、なんとかやり遂げた2人に、彼女はさらに「3年契約を結べ」と無茶な要求。このままでは永遠に私は解放されない。そう感じた2人は、反撃を決めた!


●監督:オリバー・ストーン
●製作:マーティン・ボーマン/エリック・コペロフ
●製作総指揮:フェルナンド・サリシン/シェーン・サレルノ
●出演:テイラー・キッチュ/ブレイク・ライブリー/アーロン・ジョンソン/ジョン・トラボルタ
ベニチオ・デル・トロ ほか


※この映画はR15+に指定されています。
配給:東宝東和
2013年3月8日(金)TOHOシネマズ みゆき座他ロードショー
上映時間/2時間9分
(C)Universal Pictures