映画/Movie
ダイアナ
今なお人々の心に生き続ける〈世紀のプリンセス〉
初の映画化!
2013年7月、英国ロイヤルベビー誕生のニュースが、世界を駆け巡った。
その報道の端々に、今はもうこの世にいない一人の女性の名前が躍っていた。“キャサリン妃、ダイアナ元妃と同じ病院で出産”“母ダイアナへのウィリアム王子の想いが反映”“英国王室史上初の革命的育児はダイアナ元妃の影響”……。
元英国皇太子妃ダイアナ──人々に忘れ去られることが本当の死だとすれば、彼女は今も、いや永遠に生きている。そんな中、ついにダイアナを描く初の映画が完成した。英国王室からの新しい風に乗って、知られざるダイアナの物語が今、日本に届く──!
誰が私を
受け止めてくれるの?
1995年、ダイアナ(ナオミ・ワッツ)が夫のチャールズ皇太子と別居して、3年が経とうとしていた。
以前と変わらず、公務に出かけるたびに華やかなスポットライトを浴びるダイアナ。
だが、ケンジントン宮殿に帰ると、自分で作った簡素な料理を一人で食べるという、プリンセスとは思えない寂しい暮らしを送っていた。
ウィリアムとヘンリーの二人の王子にも、王室の意向で5週間に1度しか会えなかった。
治療師で親友のウーナ(ジェラルディン・ジェームズ)に、誰かに闇に落とされる夢を見ると相談するダイアナ。ウーナは、幼い頃に母親に去られた心の傷がまだ癒えていないと指摘する。
私が何者かを
知らないような
自然な態度なの
ウーナの夫が倒れたと聞き、ケンジントン病院へ駆けつけたダイアナは、心臓外科医のハスナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)に紹介される。
ダイアナは自分を特別扱いしないハスナットに惹かれ、彼を夕食に招待する。気さくで飾り気がなく、人の命を救うことに人生を捧げるハスナット。
ダイアナは心から尊敬できる男性に、やっと出会えたと確信する。
真夜中の病院にハスナットを訪ね、パパラッチに写真を撮られるダイアナ。
彼女と付き合えば、行く先々で騒がれる運命にあることを悟ったハスナットは、もう会えないと告げようとするが、すでにダイアナに心を奪われていることに気付く。
●監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
●出演:ナオミ・ワッツ/ナヴィーン・アンドリュース/ダグラス・ホッジ/ジェラルディン・ジェームズ
キャス・アンヴァー ほか
2013年10月18日(金)全国ロードショー
上映:TOHOシネマズ甲府
© 2013 Caught in Flight Films Limited.All Rights Reserved