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特集/Special

 

ぶらり酒折名所の旅

9月になり暑さも少し和らいだ今日この頃。たまには車に乗らず自分の足でお散歩でもいかがでしょうか?
今回は史跡や名所がたくさんある学園交流拠点「酒折エリア」をご案内します。歴史のこともちょっとわかるぶらり酒折名所の旅のはじまり、はじまり。

まずは酒折駅より出発
JR中央本線の甲府駅より東京方面に一駅のところで下車。ここが酒折駅です。周辺に大学や高校が多くあり、朝・夕は多くの学生で込み合います。

所在地
甲府市酒折1丁目


玉緒神社
玉緒神社は、天正10年に、武田氏滅亡時に織田方の兵火により、社殿全てが焼失してしまったようで、その後に、徳川氏の朱印を受け、神領は保護され慶長14年に家康の命で現在の本殿と旧拝殿が造営されたようです。
小さな祠が多く、またところどころに穴が開いていました。穴の中には塞がっている物もありました。

周辺にはブドウ畑が多く、また松の木が多かったです。
立派な松の木が多く生えており、写真を撮影していると足が段々痒くなって・・・そうです、いつの間にか蚊に刺されていたようです。夏場は虫除けスプレーを持っていったほうがよさそうですね。

所在地
甲府市国玉町1331


酒折宮
酒折宮は、日本武尊(倭健命、ヤマトタケル)を祭神とされており、日本武尊の行宮である酒折宮(『古事記』及び『日本書紀』に記載)に起源をもつといわれています。 また、連歌発祥の地でもあり、山梨でのパワースポットの一つのようです。

酒折宮の中は広く、生い茂った竹や林の中には大きい石碑が沢山ありました。参拝をするためにまずは手水舎で手を洗い、口をすすぎました。
ここで神社によって違いますが、一般的なお参りの方法を説明しておきます。

【1】 鳥居や門をくぐる前に一礼をする。
【2】  参道は神仏に失礼にならないよう端を歩く。
【3】 手水舎で手を洗い、口をすすぐ。(神前・仏前に参る前に身を清める行為)
【4】 賽銭を賽銭箱に静かに入れる。(投げ入れない)
【5】 鈴を鳴らす。(鈴を鳴らした後に賽銭を入れると説明する人もいる)
【6】 拝礼を行う。
【7】 神社の場合は再拝二拍手一拝(拝は深い礼)。寺院の場合は合掌。

これで参拝はバッチリですね。

所在地
山梨県甲府市酒折3-1-13


善光寺
善光寺というと「長野?」と思う方も多いと思うのですが、各地にある善光寺の一つで、甲斐善光寺と呼ばれるようです。
善光寺は、我らが山梨の武将、武田信玄公が、川中島の合戦の折に、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年に御本尊善光寺如来をはじめとした、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まると言われています。

所在地
甲府市善光寺3-36-1


東光寺
東光寺は全体的に「庭園」という感じでした。
仏殿は重要文化財に認定されており、本尊の薬師如来像や十二神将像が安置されており、薬師堂とも称するようです。
庭園を歩いているとミステリーサークルのような砂利があり、その近くには丸い石が。

これは石臼敷というようです。
東光寺の庭園は、県内に多くみられる大和絵式の作庭とはまったく異質で、北宋山水画風の作庭は、中国風のテーマであり、蘭渓道隆の手になるものと考えられているようです。

所在地
甲府市東光寺町3-7-37


能成寺
能成寺の本尊は創建時三尊阿弥陀如来(安阿弥作)、現在はお釈迦様のようで、ブッタのポスターが貼ってありました。
全体的には小さいお寺という雰囲気でしたが、景色がとても美しく、また緑が多い場所でした。
甲府はコンクリートが多いといったイメージがありましが、山のほうへとまだまだ自然が多く見られます

所在地
甲府市東光寺町2153


山梨県学園交流ポータル さかおりの特集ページで、「ぶらり酒折名所の旅」の詳しい情報を掲載しています。