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特集/Special

 

富士山が望めるパワースポット

山ガール必見!!神秘のパワースポットから富士山を一望!富士山と山中湖が織りなす風光明媚な情景に出会える贅沢な登山道をご紹介します。

石割山 石割山

石割山は、富士五湖のひとつに数えられる「山中湖」の北東、道志山塊の西端に位置する山です。

山頂からは富士山の雄大な姿を見られる絶好の展望台があり、道中にも様々な景色が楽しめる隠れスポットのひとつです。
その道中には山梨県の美しい自然が広がっているだけでなく、日本神話で語り継がれるあの伝説の舞台があります。
標高差400mほどの神秘と自然に満ちた登山道を登って、日本の霊峰富士山を見にいきませんか?

ハイキングコース入口は、黄色い橋と赤い鳥居が目印です。
鳥居をくぐった先には、一直線に続く403段もの長い階段があります。
森の中を一直線に貫くその様は、まるで天まで続いているかのよう。
これを造った人々は、何を思ってこの道を開いたのでしょうか。

下を振り返ると結構登ってきたように見えますが、これでもまだ半分ほどの地点です。

山頂へたどり着くにはまだまだ遠い道のりです。
登れば登るほど階段は急になっていきますが、それが頂上へと近づいている印でもあります。
また、四季折々の植物や風景が心を和ましてくれます。

大岩を御神体とする石割神社のある石割山。
この巨岩をはじめとして、石割山一帯には「大天狗」、「子天狗」などの奇岩が多く、それぞれに伝説があるようです。
天狗といえば、やはり妖怪の天狗が思い浮かびます。

河童、鬼と並び日本三大妖怪と称される天狗は、修験道の修験者である山伏が神格化したともいわれています。
霊峰と呼ばれる山には必ず天狗がいるとのこと。
日本最大の霊峰である富士山が見下ろすこの石割山も、そうした古の山岳信仰を現代の私たちに伝えてくれる霊峰の1つなのです。

この地で修験者たちは黙々と修行に明け暮れていたのでしょうか。
この山の中にいるだけで、不思議と力が湧いてくるような気がしました。


石割神社のお参り 石割神社のお参り

石割神社とは、標高1143mの石割山の8合目付近に鎮座し、昔から古事記にある天照大神が隠れ、思兼神と天児屋根命など八百万の神々が知恵を出し合い外に出したという「天の岩戸」伝説の地といわれている神域です。

大岩を御神体とする神社で、ご神体の大岩が「石」の字に似て割れているので、石割神社の名がついたともいわれています。

この岩の隙間をくぐると無病息災のお利益があるといわれ、岩からしみ出る水は霊水として信仰されています。

【ご利益】
開運、武運、厄除、産業、医薬

【お参り】
ご神体の切り立った大岩には、高さ15m・幅60cm・長さ15m程の隙間があり、その間を3回時計回りに通れば、幸運が開けるといわれています。


また、巨岩から滴り落ちるは霊水として、皮膚や眼病、イボ等を治療する特効が、飲むと長寿を保つことができると伝承され、多くの崇拝者がそのご利益に浴しています。

長い階段と山道を登りきった場所が富士見平です。あずまやもあるので、絶好の休憩ポイントです。そのまま林道を進むと石割神社にたどり着きます。

石割神社のご神体の大岩です。圧倒的な存在感と神聖な雰囲気に気持ちが引き締まります。

大岩の隙間は人がやっとひとり通り抜けられるくらいの幅しかありません。
1回通るだけでも大変なこの隙間を3回時計回りに回ると幸運が開けると言い伝えられています。


いざ頂上へ いざ頂上へ

御神体を拝んだあとも山頂を目指して登っていきます。ここまでの道のりは厳しいものですが、目的地はもうすぐです。

雑木林とクマザサの急坂を登ると山頂に着きます。道の端にロープが張ってありますが、まさに獣道といった道のり。

山頂から見た富士山です。晴れている日は霞のすそまでよく見ることができます。
白く輝く富士山はなんともいない絶景であり、それぞれの季節でまったく異なった顔を見せてくれます。

写真撮影はもちろん、ちょっとした登山などを楽しむ場としてもオススメです。
個人で、仲間で、家族で、絶景の富士山と日本神話の伝説の地を訪ね歩いてみてはいかがでしょうか。


冨士浅間神社 冨士浅間神社

北口本宮冨士浅間神社」は有名な吉田うどんの町、富士吉田市にある神社です。
そびえたつ富士山を背に諏訪の森に鎮座しており、富士山のお山開きは神社の登山門に張られた注連縄を切らなければ始まらず、またお山じまいの火祭りは神社の秋祭りであるというように、富士山と北口本宮冨士浅間神社とは切り離せない深く強いもので結ばれています。
北口本宮冨士浅間神は富士山の噴火を恐れた住民を案ずるために木花開耶姫命(このはなさくやひめ)を祀ったのが始まりとされていて、現在は父神の大山祗命(おおやまずみ)、夫神の彦火瓊々杵尊(ひこほのににぎのみこと)も一緒に祀られています。

この神社から富士山頂へと続く一本の道は、吉田口登山道として古来より多くの人々に親しまれてきました。登山道入口の登山門に張られた注連縄(しめなわ)を切るお道開きは6月30日に行われ、そして7月1日のお山開きとなります。

8月初旬には、神社の境内にある神楽殿で梅若薪能が行われ、鬱蒼と生い茂る杉木立に笛と太鼓の音が響き、庭火が焚き上げられ、見るものを幽玄の世界へと誘います。
8月26~27日に行われる吉田の火祭り・すすき祭りは日本三奇祭のひとつとしても有名です。北口本宮冨士浅間神社と境内社諏訪神社の秋祭りであると同時に、お山じまいの祭りでもあります。北口本宮冨士浅間神社と境内社である諏訪神社の鎮火祭で、大松明を燃やします。

拝殿の前の両脇には樹齢千年の「富士太郎杉」「富士夫婦檜」の名を持つ大きな御神木があります。

史跡である境内には桃山様式の本殿、西宮本殿、武田信玄が川中島合戦の勝利を願って再建した「東宮本殿」があり、いずれも重要文化財となっています。

角度によって色が変わるという「七色もみじ」

紅葉する時期には見る角度によって色が変わるという「七色もみじ
などなど、自然と歴史と神秘に満ち溢れた場所で、心も体も休まるような不思議なところでした。


また石割山のほかにも富士山の周りにはたくさんの絶景登山スポットがあります。 チャレンジすれば新たな富士山の魅力を見つけることができるかも。

住所 山梨県富士吉田市新屋1936-6「道の駅富士吉田」内
電話 0555-21-1000
FAX 0555-21-1001