ブログ

八ヶ岳・赤岳へ、山梨県から県界尾根ルートの登山(リタイア)

こんにちは、ユイです。
一昨日の9月27日(土)、八ヶ岳・赤岳へ登山をしてきました。
そうです。「ももいろぱんぷきん♪」恒例の秋登山の季節がやってきたのです。
昨年はのほほんハイキングだったので、今年は本気(マジ)登山な感じにしようと、中級者・上級者向けのコースを選んでみました。
最初から大失敗ムードが漂っていながらも、行けるところまで行って帰ってこようという甘~い考えでした。
みなさんはご存知ですか?
八ヶ岳は、長野県と山梨県の境にある山々(山塊)の総称です。「八ヶ岳」という山はありません。
えっ、山梨に生まれ、山梨で育ち、暇さえあれば八ヶ岳で遊び、林間学校で宿泊し、当デザイン事務所のクライアントも八ヶ岳方面に沢山いらっしゃるというのに・・・ユイは、はじめて知りました!
諸説あるみたいですが、「八ヶ岳」の由来は「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で、「八ヶ岳」と呼ばれるようになりました。
八つの峰に見えるからと思い込んでいましたが、どうやら違うみたい!?
そして、その八ヶ岳の赤岳(あかだけ)は、長野県南佐久郡南牧村、諏訪郡原村、茅野市、山梨県北杜市にまたがる標高2,899 mの山。八ヶ岳連峰の最高峰です。山頂に近づくと空気が薄くなるせいか、気圧のせいか、頭痛やめまいがしてきます。うぅ。
八ヶ岳の登山コース(ルート)はたくさんあって、ルートによって全く難易度が違うのですが、今回は、甲府市から一番近い清里の美し森から入山する「県界尾根ルート」を選びました。
なんでも、中級者以上が対象の難関ルートだとか。
下る女性は3名いましたが、上る女性は皆無でした。
下る登山客の方が、すれ違うユイたちに対して、心配そうに「頂上まで行きますか?」「泊まりですか?」と声をかけてくれます。
最初はみんななんて優しい方たちなのだろうと感動を覚えていましたが、下山者の装備や服装の違いから、自分たちが場違いなところにいることに気づきます。
●県界尾根ルート登山口
八ヶ岳・赤岳へ、山梨県から県界尾根ルートの登山
八ヶ岳・赤岳へ、山梨県から県界尾根ルートの登山
八ヶ岳・赤岳へ、山梨県から県界尾根ルートの登山
山ガール、八ヶ岳・赤岳登山失敗
山ガール、八ヶ岳・赤岳登山失敗
山ガール、八ヶ岳・赤岳登山失敗
●赤岳/野辺山/清里分岐点
山ガール、八ヶ岳・赤岳登山失敗
●小天狗
山ガール、八ヶ岳・赤岳登山失敗
山梨県美し森から県界尾根ルートで赤岳(八ヶ岳最高峰)
尾根ルート~小天狗~大天狗~鎖場~赤岳山頂の難関ルート
尾根ルート~小天狗~大天狗~鎖場~赤岳山頂の難関ルート
清里コース(県界尾根コース)中級者以上が対象
●大天狗
女子にはダメ!ゼッタイ!危険!
女子にはダメ!ゼッタイ!危険!
女子にはダメ!ゼッタイ!危険!
大天狗から30分進み、ハイマツ帯の中の岩場を離れたところから一目見て、日が傾いてきたので慌てて引きあがてきました。
あんな岩場で鎖掴んで上るなんて、女子にはダメ!ゼッタイ!危険!
下山するとあたりは暗くなっていて、往復7時間のハードな登山は、全身に堪えます。
痛すぎて、もう足を動かすこともできません。
そして、この時「御嶽山」の事を全く知る由もなかったのですが、清里エリアに入って夕食を摂っていると、パトロールの車、防災放送、家族から安否確認の電話がり、噴火の事をはじめて知るのでした。
そういえば登山中、東京方面から長野方面へヘリが飛んでいました・・・
山梨県からの登山ルートだと御嶽山を見ることはできないため、全く噴火や噴煙に気づきませんでした。
自然の驚異はなんて無慈悲なのでしょう。
御嶽山噴火により被災なさった皆様に。謹んで心からご冥福を祈願いたします。
ご遺族の方にも心からお見舞い申し上げます。
◎登山ルート ≪ 尾根ルート~小天狗~大天狗~鎖場~赤岳山頂の難関ルート ≫
美し森
▼ 車道を行き止まりまで上がります。
県界尾根ルート登山口
▼ 最初は砂利道や舗装された道があるので楽ちん
小天狗まで1時間の道標
▼ ここから登山らしく急こう配。全身運動になる。
赤岳/野辺山/清里分岐点
▼ 景色がよくなり富士山を一望できる
小天狗
▼ 少し緩やかになったと思ったら、すぐに急坂。
大天狗
▼ 時々、尾根っぽい開けた山頂を歩く感じが楽しめる。赤岳山頂も富士山もよく見える。
鎖場
▼ ここから岩場・鎖場・ハシゴの連続なので、ここでリタイア決定!
赤岳山頂
行き=4時間 返り=3時間 計7時間(リタイア)
無理なく日帰りで登山できる一番ポピュラーなのが、美濃戸口からの登山ルートです。
長野県からはたくさん登山客もいて、女子もいて、水場もあり、なにかと安心。
よい子の山ガールは、絶対に長野県からの登山ルートを選びましょうね。
長野県からの登山ルートだと御嶽山が一望できるみたいです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA




アーカイブ

ページ上部へ戻る