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プレミアム・インセンティブショー|販促マーケットの見本市

こんにちは、ユイです。
登場以来、花の都公園に富士急ハイランドと遊びに出かけてばっかりだと思われるのも癪なので、今回は仕事の関係で参加したイベントについてご報告します。
東京ビッグサイトで開催されたプレミアム・インセンティブショーに行ってきました。
  
この場所において、チェックのシャツにリュックサック姿の年齢不詳の人たちではなくスーツ姿のビジネスマンばかりだということにももいろぱんぷきん♪的に激しく違和感を覚えますが、まあたまにはいいでしょう。
プレミアム・インセンティブショーは今年で40回目。日本最大の販促マーケットの専門見本市です。
バイヤー専門のイベントですので、一般の人は入場することができません。
かくいう私も少々場違いな感じがしましたが・・・どうやら当社のような業態は珍しいようですね。
入場受付口はすでに長蛇の列でした。私が参加したのは2日目でしたが、開催期間3日間でのべ6万人の来場者が見込まれるとのこと。
 
ちなみに某同人誌即売会の参加者数は3日間でのべ50万人以上・・・恐ろしい数ですね。呼吸をするのも大変そうですね。
ホール内には「人汗の霧」というものができるそうですよ。私は見たことありませんがね。
話がそれました。
今回は国内外の企業251社が出展しており、展示品はノベルティグッズから看板、DM、旗・のぼり、デジタル製品など実に多種多様です。
多くは文房具や生活用品への名入れサービスのようですが、中にはトイレットペーパーやマスク(時節柄でしょうか)を使った広告も。
クリネックスの「アロマフィーリングティシュー」という香りのするティッシュの広告媒体として、こすると香りが広がるしおりなどというものもありました。カレーのにおいなんてものもあるそうで、カレー屋さんの宣伝に使えそうですね。
「ただ普通にチラシを作るだけでは消費者の心はとらえられないから」とのこと。
なるほど。デザインや文字(キャッチコピー)などの視覚的要素にとどまらず、嗅覚、触覚要素も取り入れた新しい広告媒体で訴求力を高めるわけですね。勉強になります。
DMにしても、ただ内容を工夫するというだけでは消費者に伝わらないと考え、各社新しい試みを行っています。
最近主流になりつつあるというのがレスポンス機能がついたツール。
従来のDMでしたら、読んで(最悪読む前に)ゴミ箱にポイ!が関の山です。せいぜいがクーポン付きで、切り取って使ってくださいねというもの。切り取るのが面倒臭い人はそのまま放置ですね。
やはりここでも、「捨てられない工夫」が重要です。そしてさらに重要なのが「一方通行にならない工夫」なのです。それがレスポンスツールです。
クーポンでしたら圧着式でそのままはがせて、裏面にバーコードやQRコードがつけられるものがあります。顧客情報の管理や他メディアへの誘導が行えていいですね。
さらに多機能なものなら、返信ハガキや封筒がつけられます。つまりアンケートや申込書などが同封できるわけです。サービス案内と購買手続き案内を同時に行うわけですね。なるほど。これなら即売り上げにつながりそうですね。
各社とも常に工夫を凝らし、新しいサービスを開発・提供することに予断がありませんでした。頭が下がる思いです。
ところで、消費者の購買意欲が落ち込んでいる昨今、私はとある企業に「今、DMって有効なんですか」とズバリ聞いてみました。
そしたらこのようにおっしゃられました。
「見込み客と言えるのは100%のうち、2%ほどです。大量にばらまくよりその狙いをはずさず、個々の消費者のニーズに合う最適なものを提供することが大切なのではないでしょうか」
ふむ、それは今回のプレミアム・インセンティブショーのテーマでもありますね。「個々の消費者に合わせた販促マーケティング」ですからね。
だからこそ、ここまで多様なメディア・ツールを使った販促品、販促手段があるんですね。
そのためにまずは消費者のニーズをとらえる情報収集、解析が必須のようです。
この度のイベントは本当に勉強になりました。
満足しながら会場を後にしようとしましたら、気になる看板を見つけました。

・・・これはももいろぱんぷきん♪としては押さえておかなければいけないイベントなのではないでしょうか。
というわけで予定にはありませんでしたが、「ジャパン・クリエイターズ・フェスタ 東京コンテンツマーケット2009」なるものを覗いてきました。
その様子はまた後ほど・・・

第40回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2009
会期:2009年10月14日(水)~16日(金)
開催時間:10:00~18:00(最終日10:00~17:00)
会場:東京ビッグサイト 東2・3ホール
入場: 無料(事前登録制)
来場対象:企業・団体の販売促進関連部門・広報部門、広告代理店、SPエージェンシー、インセンティブハウス、百貨店・量販店外商部、販促品・記念品の卸・直販業、小売店の催事担当者、出版社、地方自治体など
主催:株式会社ビジネスガイド社・事業部 PIショー/FGフェア事務局
住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2-6-2ぎふとビル
TEL:03-3847-9155

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